Shinshu Kirei稲倉の棚田 ひとごこち
川水流
岡崎酒造は、ひとごこちに力を入れている酒造と言える。
長野県産、戸沢産、稲倉の棚田と造り分けている。
この3種類を生酒で発売し、春以降は火入れで再度出荷する。
稲倉の棚田は、高速道路からだと上田の手前で視認できる。
つまり、市内にある田んぼから収穫された酒米だ。
この3種類で、圧倒的な旨味を誇るのが、稲倉の棚田だ。
まさしく別格の味わいであり、酒さえあればツマミなんか要らない。
昨夏は猛暑であり、上田も暑かったそうだ。
長野県で夏が暑いなんて聞いたことがない。
酒米への影響は出るとは思うが、昨年度の味は忘れられない。
今年の発売日はハッキリとはわからない。
だが、集めた情報から、昨年度とほぼ同様ではないかと考えている。
蔵元の発売日に、他の特約店に酒を送付するので特約店は発売日が1日遅れる。
私は今年、知人の分も購入する予定だ。
つまり、蔵元の発売日の翌日に長野県に伺うしかない。
特約店での売れ行きも凄まじく、更に1日を経過すると在庫が持つかわからない。
タイミングが全て。これが稲倉の棚田だ。