4年前から飲んでいる濁。山城屋は火入れも好きなんですけど、香味が淡いために飲む時に精神を研ぎ澄ませなきゃいけない分だけハードルが高く、こちらの考えずに美味しく飲める濁に頼りがちです。あべの一本〆、仙禽の初槽なかどりやゆきだるまくらいに何年もリピートしてるお酒の一つです。
香りはほぼなし。それが含むと複雑な香りがあり、柑橘やハーブのような含み香が爽やかで心地よいです。リリースは春でしたがむしろ夏にちょうど良いお酒なのでは?
甘くはないけど米の旨味が相当にしっかりしていてちゃんと味がある!これすっごい好きだなぁ。柔らかさもあって去年より断然美味しくなっていますね!
それに最後に出てくる苦味が柑橘感をさらに与えてくれる気がします。3日目になるとメロンの含み香がしっかりと顔を覗かせるのには驚きました!これ本当に山城屋?
食中酒としてアブラを切ってくれて力強いので肉料理や辛い料理、中華なんかと相性抜群です!麻婆豆腐やスペアリブと合わせたいな〜
櫛羅にごり、陸奥八仙どぶろっくという名にごり酒の後ですが、思いのほか似ているけどやっぱり違う個性があって感動ものの美味しさでした!