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昼はエンジニア、夜は利酒師。独自の見解で、日本酒の新しい可能性を探求している。

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Sotenbo活性にごり生酒 純米酒
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JingJing
プロ限定の活性酒。12月蔵出しの生酒ながら、なかなかの暴れん坊。開栓までに15分を要した。うっすらと香る生酒独特の香りの後、口当たりは思ったほどのシュワ感がない。しかし、細かい炭酸感がアタックを支えている。口中上部に広がるフレッシュさの後控えるのど越しの苦味感は最高。ブリの塩焼きでいただいたが、ベストマッチであった。
abe定番純米吟醸
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JingJing
開栓と共に発泡。純米吟醸とは思えない意外な展開。グラスに注ぐと薄いにごりで、口当たりもシュワ感に満たされることからも、杜氏の意図が感じられる。香りものど越しも、徹頭徹尾フルーティであり、鯵の刺身にピッタリ。余韻にコクがあるのも新潟の酒らしくない出来ばえである。
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JingJing
香りは、落ち着いたメロン臭。口当たりは柔らかいが、すぐに渋味感が口中に広がり、それが何とも言えない甘みに変わっていくのは秀逸。のど越しに引っかかりがあるのは、荘厳な自己主張とも言える。純米大吟醸でこのコクが出せるのは、山形の酒ならではだろう。磨きに徹する酒とは一線を画する存在である。
Rokkasen蔵参観限定酒純米大吟醸原酒生酒
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JingJing
強いフルーティな香り。だが口当たりは真水に近い。口中に入った瞬間に生酒独特の味が広がり、最後にほのかな苦味。そして、のど越しは山形らしい、クセのある残り方。蔵参観限定酒ではあるが、今年は参観ができないがゆえの流出。雪女神という初めての酒米との出会いとも相まって、感謝。
Zaku純米吟醸 山田錦
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JingJing
微かな吟醸香。口当たりは何の抵抗もなく、口中で広がるフルーティなテイスト。だが、のど越しは一転、ほのかな苦味が切れ味良く消えていく。クセのなさに物足りなさを感じるものの、日本酒としての完成度に敬服。
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JingJing
シャンパンのような開栓音。しかし発泡感はない。微かなフルーティな香りに続く口当たりは、意外にも軽い苦みから始まる。それでいて口中はマイルドだからおもしろい。のど越しのあっさり感はもの足りないくらいだが、全体として落ち着いた造りには納得させられる。
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JingJing
生ながらしぼりたてのような浮ついた感じはしない。非常に落ち着いた酒である。香りは殆どないが、口当たりのコクのある柔らかさは造り手の優しさを感じる。一転、のど越しの苦みはチャレンジングである。寒ブリのお刺身で、ぜひ試されたい。
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JingJing
香りはフルーティで、口当たりはマイルド。だが、口中に含んだ瞬間に芳醇さが弾け出る。大吟醸でこれだけのコクがある日本酒は数少ないのではないか?
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JingJing
市販されていない企画酒(西山形の酒を造る会)。毎年、味は異なるが、今年はあっさりまろやかで飲みやすい仕上がり。逆に言うと、コクがなくておもしろみがない。特に、味の濃い料理には不向き。来年に期待したい。
Kirinzanぽたりぽたり純米吟醸原酒生酒
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JingJing
麒麟山らしい切れ味に生原酒独特のコクが相まって、刺身にぴったりの味わい。のど越しのかすかな苦みに、造り手の真剣さを感じる。
Satonohomare純米大吟醸生酒にごり酒発泡
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JingJing
スパークリングと言いながら、それほどのシュワシュワ感はない。初しぼり生酒特有の口当たりにかすかな酸味が合わさり、より重厚な仕上がりになっている。