醸す森の300mlが眠っていたのを思い出し、夜な夜な開栓。
火入れだし大丈夫だろうと、逆さにしてオリを下ろしてから開栓したところ、シュワシュワと瓶から聞こえてきた。吹きこぼれる一歩手前。
含むと、強いガス感に、乳酸の香り。確かに、これはカルピスだ。
非常にまろやかな甘味と旨味。とても美味しい。酸もしっかり感じられ、バランスがよい。
余韻は渋みと若干の苦味が短く続いた後、舌には甘味が残る。これは醸す森の特徴かも。
純米大吟醸の生酒は、初日はエグ味と舌に残る甘味が強かった(3日目に感動のフィナーレへ変化)。一方で、この純米吟醸の火入れは、甘旨酸のバランスが絶妙で、初日からグイグイ進む。
後引く美味しさで、我慢できずに今日で飲み切ってしまうようだ。なぜ四合瓶を買わなかったんだ。