もとは浪江にあった鈴木酒造さんが山形県長井市でまた新しい「環」を醸し出しているお酒。
毎年必ず買って飲んでいたのですが、今年は個人的に転勤もあったので晩酌もできない日も多く、1ヶ月おいてしまいました。
個人的に磐城壽、大好きですが、この甦るは、それよりも純米吟醸でもあり、とてもキレイな味で極めて軽やか。
常温では優しい甘さが本当に旨い。それなのに後味はさっぱり清涼感すら残していきます。
復興に向けて奮闘している浪江のため、明るさを表現している感じが、ラベルの外周の手を繋ぐ人達と重なり健気でもあります。
お米は「さわのはな」なのかな、明るさを全面に出しているけど、じっくり旨さも感じさせてくるけど、しつこくない。極めてレベル高いです。
避難、再建、そして復興、10年前から始まるストーリーには感じ入るものがあります。
しかし、ただお酒としても、ハイレベルな製品に仕上がっていて、今年も感慨深いです。
早く愛車で東北を駆け回って酒造巡りをしたい。コロナよ早く治まれ!