《秋田旬吟醸2020 其の参》
秋田旬吟醸2020の最後は奥清水になります。こちらも初めて飲む銘柄です。このお酒は町内の吉野桜から採取した桜酵母を使用していることが大きな特徴のようです。さらに、秋田県産の「めんこいな」という飯米を使用していることも特徴の一つのようです。
桜酵母ということもあり、桜の香りを期待していましたが、特に感じませんでした。味わいとしては、濃厚な甘みが特徴的です。フルーティな甘さというよりは、醤油やみりんを思わせる口の中に絡むような甘さです。独特のアルコール感もあります。親戚のおじさんが晩酌で飲んでいるような、親しみやすいお酒だと思います。
ちなみに、一緒に飲んでいた友人たちは、最初に飲んだ刈穂よりもこちらの方が飲みやすい、と言っていました。私はネームバリューに左右されがちなので、先入観の無い意見も大事だなー、と深く思わされました。