こぉの、ほでなすっこの!
と、よく爺ちゃんに叱られていた少年時代、懐かしいですなぁ。
皆さんこの銘の解説に、愚か者、馬鹿者等と書かれていますが、ネイテヴな私としては解説不十分
愚か者から転じて、酔ってヘベレケな状態な事もほでなすと言い、むしろソッチの方が日本酒の銘としては適切ではないかと思います。
おらいのしゃでも、きんなのよりえで呑まさいで、ほでなすなってけってきたのや!
(ウチの弟も、昨夜の寄合いで呑まされて、ヘベレケになって帰ってきたのよ!)
みたいに使います。
さて、お味は?
上立香はキリッとした乳酸香
呑み口はシュワッとガス感、スッキリ酸味からの旨味ドバァ!う〜ん!生きてるぅ!おりが濃い訳でもないけど、しっかりしたコクがあります。乳酸系の後香からの酸味と余韻長めの苦味で、クッと締める。旨いねぇ!
米が良いんだな!多分!
とある酒屋さんによれば、門傳醸造の社長は自社栽培米に血道を上げていて、もはや米の変態なんだとか。余談ですが、川口納豆も門傳一族ですね。
コレ呑んで今宵は俺もほでなす野郎w
ご馳走様でした!