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辰馬本家酒造で日本酒RFID電子タグ実証試験プロジェクトが2/1(金)よりスタート! | 日本酒専門WEBメディア「SAKETIMES」

辰馬本家酒造株式会社(兵庫県西宮市)、一般財団法人 流通システム開発センター(東京都港区)、株式会社大和コンピューター(大阪府高槻市)、株式会社SPAZIO IDEA(東京都世田谷区)が、ICチップとアンテナが内蔵された電子タグ(RFID)を使った実証試験を、2月1日(金)から開始しました。 出庫から店頭までの流通動態を把握 辰馬本家酒造の直営店舗「白鹿クラシックス」(兵庫県西宮市)で販売する日本酒の一部にRFIDの電子タグを貼付、出庫から店頭までの流通動態を把握します。(対象商品:白鹿 西宮郷大吟醸/特別本醸造 山田錦/特別純米 山田錦) 今回の実証試験では、以下オペレーションの自動化・効率化を期待しています。 店舗バックヤードにある日本酒の本数把握(商品別) 店頭の棚に展列されている日本酒の本数把握(商品別) 販売した日本酒の本数把握(日別、時間帯別) 店舗からレストランに持ち出した日本酒の本数把握 お客様が手に取った商品の把握(スマートシェルフ利用) バックヤードで品薄になった商品の自動発注 またこの実証試験を通じて、以下の事項の実現に向けて取り組みます。 RFIDの機能と特性の把握 RFID機器操作方法(及びそれに伴う作業負荷)の把握 実店舗でのオペレーション効率化へのアイデア収集 RFID導入における課題の整理 必要機器とそれに要するスペース等の把握 導入費用と稼動コストの把握 将来の物流の応用等、店舗以外での利用に対する計画 日本酒は重量が重く、倉庫内での作業に負荷がかかります。そのうえ、酒税管理上、倉庫内の本数を把握することは法律で課せられた頻度の高い作業でもあります。今回のRFIDを用いた自動本数把握によって、倉庫での作業負荷軽減に繋げていきます。 従来、液体物には電子タグを貼付して効率的な読み取りをするのが難しいと考えられていましたが、海外のワインなど、RFIDの利用事例が増加していることから、今回のプロジェクトが始まりました。 実証試験結果については、辰馬本家酒造以外の酒造メーカーも対象に、セミナーと報告会を2月26日に予定しており、広く業界全体へ知識経験の共有を図りたいと計画しています。 本プロジェクトの支援企業として、RFIDに関連する以下の各社が参画しています。 Impinj, Inc.(インピンジ)SAKETIMES | 日本酒をもっと知りたくなるWEBメディア

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