ひえだの
このお酒は全国で800本限定で、菅原硝子に特注させた素晴らしい日本酒グラスセットのお酒。普段リーデルのグラスでしかのまず、ぐい呑やおちょこすら避けている中、こういうサイズのグラスとなると俄然興味が湧き、予約購入。お値段は税込み約11,000円とお高めだが、グラスの値段が実はそれなりにということで、お酒が本体のくせしておまけ扱いされてる割にはかなり面白い醸され方をしているので開封。
水色はきれいな透明色。
グラスのステムが泡立ってるようになってるのは、寒菊のガス感をイメージしたからだそう。そのとおり、少し泡がついている。
立ち香は寒菊らしいメロンの香りが強く漂う。39に似てるかも。
口に含むと、ガス感で口内を心地よく刺激してくれ、さらっとしたメロンの甘みがレーザービームのように喉奥にまで突切り、後味にほんの少しだけの酸味と軽いメロンの香りを喉奥に残して消えていく。後味さっぱりなので口の中リセットするのに向いてるのか?でもこんなお酒なかなか見たことない。
磨いた山田錦に愛山を掛け合せるとこういう味の起伏になるのか?と思うぐらい興味深い味わい。少々物足りない味わいではあるが…