ブルーチーズのような香りに酸味
熟成酒独特の旨味があるけど強すぎず、美味しく飲めた
燗にするとブルーチーズの香りが消えて、レモンティーのような酸味が強調された
以下、備忘録
日本初の民間の醸造技術書『御酒之日記』。正平10年(1355)もしくは長享元年(1487)に書かれたと言われるこの書物の中に初めて菩提山正暦寺の酒造りが描かれています。その酒の名は『菩提泉』。甕で仕込み、段仕込みを行わない現在の日本酒のご先祖様。このお酒造りの手法が酒母という形に進化を遂げ菩提酛として広く知られていきます。菩提研ではこの『菩提泉』を正暦寺において2021年復活醸造いたしました。
奈良の8蔵からなる「奈良県菩提もとによる清酒製造研究会」が、菩提山正暦寺の酒造りを復活させたもの。