FRESH VINTAGE2018 氷熟 兵庫山田錦 生酒
kittasann
ついに開栓、お正月の酒ガチャで届いた一本¥7,800のビンテージ生酒! KURANDの紹介文によると「しぼりたてそのままの日本酒を-5℃の氷点下の中で長期間熟成。“ビンテージなのにフレッシュ”という相反する新しい味わいが特徴です。」とのこと。未知の味わいに期待感が高まります。
香りを嗅ぐと、まず最初に感じたのがアルコール感。度数は19度とのことで、納得の香りです。そしてその中を通り抜けてくるのが、「熟成されたフレッシュ感」とでも形容できましょうか、落ち着きがありつつもしぼりたての頃が偲ばれる果実感のある香り。アルコール感も相まって果実系の蒸留酒を少しフルーティーにしたような雰囲気です。未飲ですが古酒もこんな感じなのかな?
味わいについて、まず口腔内に広がるのは苦味。程なくして甘味と控えめな酸味、お米の旨味が感じられます。しかしあくまでも味の主役は苦味で、総合すると苦味が甘味・酸味・旨味を身にまとっているかのような味わい。そして余韻にはふくよかな苦味が通り抜けてゆき、バゲットを食べた後のような発酵した穀物特有の包容感のある風味が持続します。
熟成した生酒の味、好きです。おいちい。
kittasann
本当に後味がバゲットを食べた後のようで、びっくりしています。後味だけ感じれば、直前にバゲットを食べたのかと錯覚しそうです(笑)