ガルス
日本酒？洋酒？
ウィスキーのような琥珀色。洋酒・古酒のような強めの熟成香。とろりとしたアタックから強い酸味、甘み。洋ナシ・胡麻のような含み香が上がってきて、強めの甘みを喉近くで感じてからキレていきます。
最近飲んだ雨降のさらに味わいが強烈になった印象。ロックにして飲みましたが、それでもなお濃い味わいです。コアントローなどの食後酒のような味わい方がマッチしそう。
★★
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时间轴
ガルス
熟成が必要
酒屋にて、とても美味しいと噂だった、秘伝山廃の雪の茅舎。ビックカメラにて発見し購入。
薄く黄色がかった色。パインのような甘味を思わせるしっかりとした香り。キンモクセイのような香りも漂ってきます。とてもまろやかなアタックから、甘旨味が広がり、いぶりがっこのような含み香、酸味・苦みの順に感じ、やや辛みを残しながらキレていきます。
開栓初日は、もっとシャープで辛みが強く、これが本当に言うほど美味しいものなのか？と疑問に思っていました。開栓から一週間すると、角が取れてとてもまろやか。まろやか度は最近飲んだ中ではBorn Goldのよう。香りと味わいが広がり、これが本来の美味しさなのだろうと納得しました。味変の奥深さを感じた一本でした。
★★★
ガルス
ホタル観賞の静けさ
洋ナシ、草木のミックスしたような香り。まろやかなアタックから、ミネラル感のあるスムースな時間が流れ、じんわりと旨味が出てくる。飲み込むと洋ナシの含み香がふわっと香り、味としてのキレはアルコール感と共にすっきりながら、香りの余韻が残ります。
夏に入る前の、草いきれと言えないながらも感じる湿った草の香り。静かな夜に小川の近くを歩いていく。暗闇に目が慣れてきたころに、ポッと明かりが見える。気のせいかと思った頃にまた別の所に黄緑色の光がスゥーっと舞う。ホタルだ。光の残像を追いながら、他のホタルの光も飛び込んでくる。気が付けば、ホタルはたくさん飛んでいて光の芸術のよう。この百黙 純米吟醸は、スムースで静かな味わいから転じて華やかに香ってくる様子はホタルの舞のように華やかです。
この系統の味わい、好きです。黒龍のいっちょらいを思い出しました。静かに入ってきて、後半に花開く感じ。食中酒として最適です。鳥胸肉の蒸したものに甘塩っぽい醤油ダレに合わせました。胸肉のシンプルな部分とタレの甘い香りが酒とマッチしていました。菊正宗のギンカップの特上版のような印象でもあります。
ガルス
まろやか、ふわふわの不思議な酒
羽毛のような、お香のような独特の香り。とてもまろやかなアタックから、スッキリ感の後にじんわりと甘みがやってきて、含み香も上立ち香と同様の羽毛のような香りが広がってきます。わずかに甘みを残しながらスーッとキレていきます。
不思議な味なので、複雑な気持ちになり、味を理解しようとしても釈然としない、そんなお酒でした。甘みの質は美味しい。香りが独特なので好みが分かれそうなところ。
ビックカメラ岡山駅前にて購入。品ぞろえもなかなか良く、他の店舗との差別化もされており、魅力的。県外から立ち寄られた方も気軽に買える立地。
★★