こるね
<熟成の 優しい甘旨 ふわうんまあ>
香りは、いかにも味が乗ってそうな、ほのかに熟成感のある甘アルと、かすかに酸。これは美味しそう。
口に含むと、熟成ほわ甘ほの酸旨。優しいけれど、豊かな年月の積み重ねを感じます。そこから、まず甘味が、次いで旨味がふわっと広がって、最後はしっかり旨。
ふわうんまあ。
力強さがありつつ、そのカドが取れてやさしくなっています。
選んでもらったから当然なんですが、筍にはとても合ってますね。こういう優しい煮物を中心に、和食全般に合いそうです。
ジブリで例えると「コクリコ坂から」の松崎花さん。主人公・海ちゃんのお婆さまです。上品で背筋がピッとしていて、おばあちゃんじゃなくてお婆さまという感じ。この人、たぶん昔はめちゃくちゃ厳しかったと思うんです。海ちゃんのお母さんが駆け落ちしちゃうくらいですしね。今でもその雰囲気はありますが、年月がそのカドを丸めて、優しくなっています。
満足度:★★★★
※ブログにはキャラ画像などを補完したフルバージョンを載せます。よかったら「こるね酒」で検索するか、プロフィール欄のリンクからお越しください。