flos_lingua_est
今年は弍号参号に続いて伍号をいただくことができました。今回の伍号で天明中取りシリーズは零号と肆号だけが飲んでない(さけのわの投稿に関しては壱号も)お酒になりました。
含み香はみんなの大好きな十四代系吟醸香。
それに加えて何だろう…果実感がありますね。パッケージと裏ラベルに引っ張れすぎですが瑞々しさと相まってのブドウ感、そしてイチゴ感があります。
瑞々しさと透明感のある甘旨味ですが、ただの甘旨味ではないといいますか、形容するのが難しいのですが、良い意味でスポーツドリンクのような透明感の中の旨味みたいなものがずーっと続きます。それから中盤以降に酸味が出てくるから単調にならない。最後に苦味が出てきます。
キャッチーなお酒ではありますが、甘味は旨味を引き立てるカタチで甘過ぎないため、意外にも飲み疲れるまでいきません。キャッチーなお酒ってどうしても玄人勢からナメられがちな気がしますが、これはかなり実力を感じる良いお酒…!
なんとなく買っても多くの方のストライクゾーンにおさまる素晴らしいお酒なんじゃないでしょうか。