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高千代酒造の精米歩合59%・使用米違いシリーズ「59(極)Takachiyo」(通称アルファベット高千代)。
実はアルファべ高千代はお初です。
にも関わらず、森のくまさんと表記された謎の酒をチョイスしてしまいました。
どうやらこの「森のくまさん」、熊本で開発された飯米のようです。
東日本のコシヒカリと西日本のヒノヒカリの交配から生まれた飯米で、硬めのお米とのこと。
香りはほぼなし。かすかにパインやマスカット様の香りを感じる。
注いだグラスには微発泡が盛んに立ち上る。
口に含めば、香り同様の風味。パインは感じるが、トロピカルというほどの派手さはなく、風味の一つとして感じるに留まる印象。
味わいの要は酸味!これは酸味が主体のお酒。
甘みはほぼなし。思いの外柔らかなアルコール感もあり。
辛口と言うとアルコールの辛味を想起させるが、酸味とアルコール感が複合された味わいに苦味を感じるので、ビターという表現が一番しっくりくる。
当然バッツリ淡麗です。
これは完全に食中ですね。脂っこい料理と合わせたらガンガン食が進むやつ。
やはり飯米は酒米より粒が小さいから味わいが穏やかなのかな。