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蔵出しレビュー86
久しぶりの両関酒造。翠玉の生が好きで何度か飲んだことがあります。個人的には香りが強くない方が好きなので特別純米が好みだった記憶があります。花邑は一升瓶で何度か、それも酒米違いで何種類か買って飲みました。今回はそれ以来3〜4年ぶりの花邑です！それも4号瓶！(7月にだけリリースされるみたいですね)
意外と強くはない香りですが、品のあるフローラルな香りです。含むと……東北のお酒だとすぐ分かるリンゴやパインの含み香です。十四代をはじめ、陸奥八仙や白露水珠なんかがこういう香りのお酒ですよね。
個人的にこの香りは【好き→嫌い→好きじゃない→悪くない】という変遷を辿っておりまして、このお酒も香りこそ得意ではないけどぜんぜん悪くないですね〜(謎の上から目線)
この手の香りのお酒って辛味や後味の苦味を感じやすいと思っているんですが、分かった上で飲めばそれも良さになると思います。
甘口ながら上品な甘さなので飲み飽きしません。主に食前食後に単体で、しかし前菜や濃すぎない味なら食中にも合うお酒になっていると思います。