アラジン
なんだかんだ言いながら、何とか4月以降2度目の訪問となるchuinさんにて。
まずはお初の理八no.901。
熊本の香露から分離された9号酵母の泡なし株であるきょうかい901号酵母で醸された純米吟醸の生酒です。
島根県の田部竹下酒造は、竹下首相の縁故に繋がる酒蔵。
どうやら竹下首相の家の方が分家だそうで、ダイゴ(ウィッシュの人)に蔵元を頼んだら断られたとかいう都市伝説も耳にしましたが、お酒の味には関係ありません😁
外観はクリアクリスタル。
香りは穏やかで、日本酒らしい麹の上品な香りのなかにほんのりとフルーティーな香りが見え隠れする。
僅かにトロッとしたテクスチャーで、甘味と旨味に軽い刺激を伴う、グッとくる感じの酒らしいアタック。
そこからじんわりとした酸味の刺激が喉の上を撫でるように奥へと切れていき、含み香は上立香よりフルーティーさを感じさせ、渋みを残してフィニッシュ。
杯を重ねるとより甘くフルーティーに感じてくる。
特筆すべきところはないものの、よくできたお酒だと思いました。