たけるパパ
気になっていたラベルでしたので遂にお連れしました。初めて呑みます♪
コチラの亀の海は、氷温熟成で夏を越してから出荷前に火入れをしているそうな。
原料米は、山田錦100%
精米歩合は59%
アルコール度数は16度
日本酒度は-1.8でやや甘め寄り
氷温囲いで出荷前に一回火入れ
開栓時の香りは、熟したメロンやマスカットの様な甘く芳醇な香りが立ちあがり、穏やかでまろやかな、甘さだけではなく酸味や熟成のバランスが良い感じがします。
盃に注ぐと、透明感のある淡い黄金色を呈していいます。粘性は軽やか過ぎず、薄膜が主機に残る程度の軽いとろみがあります。
一口含むと、柔らかい甘味が最初に感じます。熟したメロンやマスカットの様なジューシーな果実感。口内には酸味をしっかり感じ、甘味が強いだけではなく、酸味があることで味わいの厚みと立体感があります。コメ由来の旨味とコクが感じられ、膨らみのある味わいがあります。後味としては酸味が引き締めてスッとキレます。甘さがベタつかない、円熟した香りと旨味が余韻として残ります。熟した果実の旨味と酸味の輪郭に米の旨味、落ち着いた余韻という構成です。