こるね
<華やかな 苦甘大人の 美人さん>
ひとつ前の而今にごりに続いて、酒米のダイヤモンド・愛山です。なんて素晴らしい飲み比べ。
香りは、おだやかバナナメロン。最初は恥ずかしがってたけど、あたたまってくるとだんだん気持ち良く立ってきます。
口当たりは、するとろ青バナナ酸。からの華やか苦甘旨ふわん。苦味が前面に出てるけど、それが奥深さになっています。にごりのかわいい苦味とは違う、過去を持つ大人の苦味です。甘くてきれいなのに染みるなあ。めちゃくちゃ美味しい。
雪冷え(5℃)だと、おだやか甘味が中心、涼冷え(10℃)では酸味が中心。僕は、その両方が程よく開いて、香りもふわっとふくらんだ花冷え(15℃)くらいがいちばん好きでした。
ジブリで例えると「コクリコ坂から」の松崎良子さん。主人公・海ちゃんのお母さんです。苦味を知っている大人の女性。落ち着きがある美人さんで、あの時代に単身留学するくらい、めっちゃ優秀です。
満足度:★★★★☆
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