こるね
前に菊鷹と光栄菊の飲み比べをしたnakagawaみさんで、光栄菊の飲み比べができました。嬉しい!
今回は「幾望」と「月影」。まずは幾望からいただきます。
口に含んだ瞬間に、インパクト強い蜂蜜とマスカットの甘味酸味、そして控えめな苦味が広がります。でも、それがすぐに引いていって、幸せな余韻だけ残して溶けていく。あとに残るのはかすかな気配だけ。面白い!そして美味しい!
アルコール度数13%!? めっちゃしっかりしてるのに!
ジブリで例えると、「風立ちぬ」の絹さん。関東大震災のときに、二郎が背負って助けた、菜穂子の家の女中さんです。初めて観たときは、この人がヒロインなんだと思ってました、途中まで。このお酒との共通点は、しっかりした美人なとこと、後半出てこないところ。それだけで、真っ先に彼女が思い浮かびました。
よく、二郎の初恋は絹さんという話を見かけますが、僕は違うと思ってます。美しいものが好きでいつも女の子を目で追っている二郎が、大学生まで初恋しないわけないと思うんですよね。描かれていないだけで。
満足度:★★★★☆ .