ガルス
花火が上がる
開栓。勢いよく栓が吹き飛ぶ。花火。さすが夏の夜空。素晴らしい演出。
爽やかで甘みを思わせる香り。スッキリとしたアタックからラムネのような甘酸味。シュワっとした発泡感とわずかにピリッとした辛み。ラムネ感とわずかな苦みの余韻を残しながらキレていきます。
花火大会の日に、浴衣を着て、花火大会の会場に向かう途中。夜店が並んでいる。少し喉が渇いて眺めていると、ラムネのビンが目に映る。買ってグイッと口に含むと甘みと炭酸がジュワッと広がる。結露したビンを握りしめて会場へ向かう。少しぬるくなったラムネを飲み干すころに、花火がドン!と上がってくる。空はいつの間にか暗くなり、少し湿った涼しい風が頬を撫で、花火大会が始まる。そんな夏の夕暮れを感じるお酒です。