Rigel
待望のマスターピース吽。
開封時の香りが強烈なチーズでびっくりしたがすぐに落ち着き気にならなくなります。ほのかに甘い香りが残るがかなり繊細です。
口に含むと軽く滑らかな入りから甘味・旨みへと変化します。
完熟のペリカンマンゴーやパインなどの味わいが酒質ときっちり混じり合い爽やかに抜けていきます。
余韻はスッキリしつつも旨みが長く残るという二つの事象を併せ持つのが面白いですね。
この手のお酒は繊細で食事を選びがちですが、吽は酒質の線が強固であり味の強い料理にも負けないと感じます。もちろん淡白な味わいの食事にもマッチ。味わいが似たお酒は多々ありますがこの線の太さ故にフラッグシップたるように感じます。
以前飲んだ2019-20の阿がじっくり重厚なのに対し、こちらは軽く爽快感があります。。その時の気持ちのままに選ぶのが楽しいですね。
Rigel
翌日常温にて。冷酒にくらべ味わいの膨らみ・複雑さが増して好みの味になりました。芳醇なのに爽やか。
Rigel
2日後熱燗にて。酸味・旨みの輪郭がはっきりして相性良し。笑四季らしからぬクラシック・笑四季らしい綺麗な作りという面白い構成です。