ちゃいる
マンガ「もやしもん」によって一躍有名になるも、小さな蔵で作っているのでなかなか量産もできなくて出回らず、幻の酒とも言われてる龍神丸。例に漏れず僕ももやしもんで知り、いつか飲んでみたいなと思っていたものにめぐり逢うことができました。
味は濃醇スッキリでよくある味──
この「よくある味」に蔵も悩みを抱えているみたいですね。調べてみると、もやしもんで人気爆発した当時の杜氏は若くして亡くなり、今は奥様が引き継いでいるとか。なので当時の龍神丸とはまた少し変わっている模様。
そんな背景があるものの、飲み手にとってはあまり関係がないことは辛いところですよね。
僕は利酒師でも何でもない凡人なので、この龍神丸をしっかり形容できるボキャブラリーが無くて、結果として「よくある味」以上のことを言えないのが申し訳ない。
もう数年してからまた飲んでみようかねぇ、と思った1杯でした。