こるね
<するじわり 旨苦きれいな クラシック>
香りは、きれいなアル旨。見た目通りのクラシックタイプっぽいですね。
口当たりも、きれいにするり、ほの甘酸苦。お米の甘味と乳酸とほのかな苦味が抵抗なく入ってきます。そこから旨味とアルコール感がじわり。そしてアルコール中心の含み香が鼻にふわん。
きれいなクラシックタイプですね。アテに合わせた四方竹(しほうちく)の焼き浸しのやさしい旨味にばっちり合います。四方竹というのは、高知県名産の、秋に採れる珍しいタケノコだそう。この季節に筍って、意外性があってちょっと嬉しくなりますね。
ジブリで例えると「風の谷のナウシカ」のセルム。原作版に登場する森の人です。火を嫌い、腐海の中へ住居を作り、蟲を友として蟲の皮で作った防護服を身に着ける一族の、長の息子。不思議な美しさがあります。高級な服を着ているわけじゃないけど、気高い。やさしいけど甘くはない。
満足度:★★★☆
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