flos_lingua_est
3〜4年ぶりとなる天明の新酒の中取りシリーズ零号です。去年ようやく弍,参,伍号を飲んだので零号を久々にまた飲みたくなりました。
誰でも飲めてしまう甘味。一生青春にも通ずる米の旨味。柑橘っぽい爽やかな酸味のバランスが良く、制御しないとあっという間にグラスからなくなってしまいます笑
柑橘っぽいのは酸だけでなく最後に現れる苦味に依るところも大きいと思います。
単体で飲むと思わず噛み締めたくなるようなお米の旨味です。噛み締めているときに感じる甘味もお米のデンプン→ブドウ糖っぽい(本当か?笑)感じで、優しいながらも米の甘みを強く抽出したようです。旨味と甘味のボーダーが分からないことってあると思いますが、このお酒はそこが割とハッキリしています。
一生青春と似ている部分とそうでない部分がありまして、こちらの方が味がクリアな分だけ「分かりやすくうまい」お酒となっています。特にこの零号はこちらのお店でも例年早い時期に売り切れるため、それだけ人気の高いポップな味わいになっていると思われます。
裏ラベルの説明のまんまですけど、本当にそうなので許してください。裏ラベルの説明うますぎです笑