うぴょん(豊盃こそ至高)
タイプ 純米酒
アルコール度数 14度
使用米 糸島産 山田錦100%
精米歩合 65%
自分の中で初めての九州の地酒。こいつに光を当てるとなんだが沈殿物が多い気がする?
さて、六五ってなんやねん?ハネ木搾りって何やねんと思たけど、白糸酒造さんが言うに、「酒は娯楽。あれこれ考えず、楽しんで飲んでもらう。それが全て。」
その言葉、尊重して調べずに楽しんで飲もうではないか。
開栓して注ぐ、なんか薄く濁ってる?やっぱ沈殿してる気がしたのは間違いではなかった。微かではあるが、爽やかで柔らかな葡萄の香り。ほんの少しの和梨の甘さとたっぷりの山田錦の旨味。沈殿物は酒蔵さんの言う通り噛めますな。つまみのあとに白米を頬張るような満足感。
酒造さん曰く、「食卓における白米は、主役という強い主張はなく、かといって脇役にしてしまうのは乱暴であり、さりげなく在り、欠かすことのできないもの。水のように力まずに、田中六五は、今宵も酒の席の傍に、そっと身を置く。」と。
まさにこのとおり、酒米の旨味そのまま活かすお淑やかなお酒でした。今宵も、ごちそうさまでした。