こるね
<淡麗で 含み香ほわほわ 気持ち良く>
香りはわずかに米甘旨。
口当たりは、清らかな雪解け水のようにするり。と思ったら、やさしいお米の甘旨酸がほわん。薄口きれいで、そのまま含み香ほわわん。淡麗ですねえ。淡くて麗しい。
涼冷え(15℃)くらいまで温度が上がると、やさしい印象はそのままに、お米の甘味と乳酸がぽわんとふくらんでかわいい。少し苦味もあるけど、それも魅力ですね。そして、甘旨含み香がほわほわ気持ちいいです。
ジブリじゃないけど例えると「めぞん一刻」の響子さん。やさしいほわほわお姉さん。最終巻あたりの、いろいろあったすれ違いも全て解決し、落ち着いた響子さんです。まだ少し過去の苦味はあるけど、それも想い出になりつつあります。画風も初期の頃とはだいぶ変わったやわらかいタッチ。そして、美しい余韻を残して幕を閉じます。
満足度:★★★★
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