アラジン
奈良県御所市の油長酒造様の風の森秋津穂657です。
風の森は、個人的に日本酒にハマり直すきっかけとなった思い入れの深いお酒です。
風の森は全量無濾過無加水で、奈良県産の契約栽培米を100%使用されています。
こちらは秋津穂を精米歩合65%まで削って7号酵母で醸された最もスタンダードなタイプ。
米の持つ複雑味を活かすために敢えて精米歩合を65%に抑えていますが、長期低温発酵の吟醸造りをされており、超高硬度の仕込み水も特徴的です。
微発泡でシュワシュワしているのも風の森の特徴。
ガスが抜けてからは本来の複雑なテイストがより味わい深くなりますが、私は微発泡でいただくのが大好きです!
香りはフルーティーで華やかな吟醸香が匂い立ちます。
口当たりはさらっとした中に微発泡の優しく弾ける感じで、口の中に甘味、酸味、旨味が複雑に調和したフルーティーな味わいが広がります。
口の中で転がして温度を上げると味わいの複雑さがより感じられ、フルーティーな含み香が鼻から抜けて心地良いです。
思い入れ補正を考慮してもやはり激美味!
様々なタイプを是非皆様にも試していただきたいです!
ご馳走様でした。