うぴょん(豊盃こそ至高)
材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)
原料米: ドメーヌさくら・減農薬雄町
減農薬山田錦(共に栃木県さくら市産)
仕様:生酛・無濾過生原酒
内容量: 720m
アルコール分: 13度(原酒)
原料米使用比率: 雄町80% 山田錦 20%
正直申し上げて、総乃寒菊を飲んでからも雪解けでもお米が美味しい所でもない関東の日本酒を疑っている節はありました。でもオススメによく出るしやたらみんな大好きな印象がある仙禽。
ほのかに完熟したような甘い香り、クイッと飲んでみればまるで硬度を感じない水、そして柑橘系の甘みで包まれる包まれる。そこへ八仙のような微かな酸味、プチプチ感がやってきてマリアージュのどんちゃん騒ぎである。そして最後はキレのある後味でベタつかず収束する。まさに私好みの日本酒であった。
江戸時代の日本酒は甘い傾向があったと聞いたことがあるが、この日本酒は甘いながらも現代でも飲みやすいようキリリとまとまりのある素晴らしい味でした。関東も侮れませんな。今宵もご馳走様でした。