こるね
<甘酸が どかんずずずん 濃醇に>
このお酒は、麹の割合が普通の4倍の八割五分。同じ赤でも、通常の3倍の某少佐を越えています。
香りから、もうわかります。熟成の甘旨。これは美味しそう!
口に含んだ瞬間から、濃厚甘酸どっかんどかん! そこからさらに甘味が広がって ずずずん! 濃い!!!
含み香も甘旨熟成が豊かにぼわん。後味もたっぷりじわん。それなのになぜか嫌らしさは全くなくて、ちょっとべたつくのに爽やか、、、までは言い過ぎか。爽やかとは言わないまでも、すっきりと収まります。
なにこれ、めちゃくちゃ美味しいやん!!!
読後感の良い小説を読んだ後のような濃密な満足感がありました。
ジブリじゃないけど例えると、有川ひろさんの小説「キケン」。さらにわかりにくく例えると「究極超人あ~る」の光画部が大学生になって、リアルかつさらにエキセントリックになった感じ。やたらと濃い理系男子学生が繰り広げる濃密な青春群像劇です。
満足度:★★★★☆
※ブログにはキャラ画像などを補完したフルバージョンを載せます。よかったら「こるね酒」で検索するか、プロフィール欄のリンクからお越しください。