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あべの新酒シーズンがやってまいりました!先日飲んだ純米に引き続き今回は純米吟醸です。2023年10月誕生、11月出荷…でvol.6ってけっこう生を作り続けてくれてるんですね笑
香りは乳酸や甘旨酸を想起させる好きな香り。しかもそれが過剰ではないところが素敵です!
含んだ直後から乳酸感、次にジューシーな酸味にどこかしらにバナナ香。味がノっており、一気に旨味が膨らんできて、そして現れた柑橘にも似た苦味が減退しながら、最後は甘味が優しく顔を覗かせて消えていきます。
あべの純吟の生は本当にクオリティが高い!あまりに飲みやすいから甘口なのかと思いきや、いつものことながら甘さを酸が抑え込んでいて中口に感じられます。だから食事と合う。
今回はキムチ鍋と合わせましたが、酸味がキムチと相性抜群でした。
火入れはもう少し落ち着いた香味で、より食中に趣向性が寄っているのですが、生はさらに単体でも飲み続けられるポテンシャルを備えており、シーンの選ばなさは最強に近いです。