アラジン
笑四季劇場 革命前夜。
滋賀県甲賀市の笑四季酒造様が毎回1度限りのゲリラ出荷で世に放つ笑四季劇場シリーズから、革命前夜です。
酒米の質の変化から醸造法を変えたところ、酒質がガラッと変わったそうで、革命前夜はその変更前のラストロット。
変更後の展開にも期待しつつ、革命前夜のワクワク感とともにいただきます。
特定名称は純米ですが、麹米に渡船2号、掛米に山田錦、いずれも滋賀県産で精米歩合50%と大吟醸並みに磨いて協会601号酵母で醸されています。
冷酒でいただきました。
上立香は熟れた杏のような香りとカリンの爽やかな香りが入り混じる。
外観は僅かにイエローを感じさせるがほぼクリアで、注ぐ際にとろみを感じさせる外観。
口当たりはとろみもなくスッと広がるテクスチャー。
最初に舌先にジューシーで軽めの甘味とその奥に旨みを感じたかと思うと、刺激強めの酸味が広がって喉奥に向けてぐわっとキレる!
何度か含んでいくと、ソフトな甘味やまろやかな旨みがより感じられるようになり、転がすと酸味よりも更に甘味と旨みが出てきて、酸味のキレがまろやかになります。
定番のセンセーションなども試してみたいです🍶