腐れ外道
このクソ暑い時期に似つかわしくない涼やかな銘柄。だが、求めるは重さより甘旨。
・ジャケ値‥8/10
紫ラベル+茶色瓶がイカす!更に突き刺さる銀文字でトドメ。
・起‥15/20
中の下の華やか麹臭を感知。含むといきなり甘旨!舌触りからして甘い。若干の酸味が救いだが、ほぼ甘味に振って有ると見てよい。
舌への瀞み感が早くも雄町のそれを感じさせる。
・承‥15/20
舌の両端が甘味で満ちる。大吟醸的&火入処理の円やかな落ち着きを見せる。火入の落ち着きも良いが、甘いならフレッシュさも多少欲しくなる。
・転‥15/20
多少のAlc由来の灼け+痺れがベースに有る。
味わいのノビは良いが、いかんせん甘味が強い。だが、温度が上がるにつれ極度の甘さは瓦解するのでまぁ許す。
・結‥16/20
苦味が疾った後、粘度の有る林檎感が残る。「ゴールデンデリシャス林檎」とは何ぞ?と思ったが、意味は解る。後口も昇華臭も林檎感で統一なのが◯。
・コスパ‥6/10
¥1,980で購入。門戸は広いが勘違いを起こすかも。
・後評‥雄町感は残念ながら序盤まで。の旨味も雄町だが甘味に振り過ぎか。
●75点
腐れ外道
とにかく、甘い。終盤疾る砂糖水感に多少違和感。昇華臭は良い。あと雄町感もフルに発揮はできて無いかも。
舌触りの良さと旨味のノビは及第点です。