Kab
純米と迷いつつ、比較的あまり見ない純米吟醸に。9〜10月限定っぽいです。
すこーし甘めのバナナ系の香り。
含むと結構ドライです。辛さから一瞬遅れて米の旨味がこれも一瞬膨らんでスーッと通り抜け、嫌ではない苦味でキレていきます。酸味も少しあるでしょうか。甘くはありません。
2日目、お燗40℃と45℃。苦味が減ります。ほんのり果実味に、40℃はキレ良くもまろやか、45℃はシャープ。40℃がベストでしょうか。50℃に上げてから冷ましても良い。
意外とクラシック寄り(クラシックとモダンの中間程度)、ドライな印象を受けます。燗上がりも意外。秋なので燗に向くような設計は納得いきますが。
十分良いのですが、もう少しだけ旨味が強い方が好みにジャストフィットでしょうか。
蔵元の意向のようで通販売りしなくなった一歩己ですが、幸い手に入りやすい特約店が複数あります。次は純米ですね。