みきっき
2022限定 三割五分磨き山田錦 かすみ本生 純米大吟醸
「荒走押切合併」。日本酒の元になる醪を詰めた袋から滴り落ちてでき上がるお酒は搾りの段階によって3つの名称で呼ばれる。
◎荒走り
醪の搾り初め、自然にしみ出てくる最初のお酒は「あらばしり」。香気立つ、荒々しくもフレッシュで軽ろやかな味わいが特徴。
◎中取り
あらばしりの次に採られるのが中取り。程よい圧力で搾られるため、バランスのとれた香り、味わい。
◎押し切り
そして最後の3つ目は、圧力をかけて醪をしぼり切る寸前の「押し切り」。いわゆる「責め」の部分で、厚みのある味わいが特徴。
「荒走押切合併」とは、あらばしり=「荒走り」と責め=「押し切り」をブレンドしたもの。両方の特性を備えているため複雑さに富んだ香気・味わいが楽しめる。
一方「中取り」は、優しく程よい圧力で搾られた部分のため高付加価値品として商品化される。
このお酒は「中取り」ではないが、酒米の王様である兵庫県産「山田錦」使用かつ精米歩合35%で鑑評会出品用の王道スペック仕込み。しかも本生! さらに「かすみ本生」。フレッシュなお酒にオリが絡んで一層ジューシーな奇跡のお酒!