BacchusNY
今宵は、コルクで栓をした変わり種のお酒。開栓ではなく、抜栓?すると、コルクからワインではない香りがして不思議。白ワイングラスに注ぐと、香りの自己主張は弱く、少しのアルコール感の中に酸を見つけられるかな。お米を感じさせる白ワインみたい。口に含むと、ベルベットのようなとろみのある舌触り。甘味の後に、しっかりした酸味が追ってくる。いつものお猪口グラスだと香りが更に弱まって酸味が強まるかな。私はワイングラス派で、奥方はお猪口グラス派でした。ブロッコリーのオーロラソースと合わせると、甘味と酸味が丸くなって、お米の旨味が際立つ。美味しいねぇ。大好物のサヤインゲンの素揚げと合わせると、豆の甘味と塩が、お酒の甘味を引き当てて、酸味が油を流してくれるからこれも堪らん!お揚げさんにブロッコリーとチーズを入れて焼いてから焦がし醤油を垂らしたものとの相性もいいねぇ。メインのアジフライとも素敵な関係♪タルタルソースの酸味がお酒の酸を弱めるのに、呑んだ後のサッパリ洗い流し効果は維持しているからめっちゃ美味しい。肴に合わせて変身するし、温度でも味わいがすごく変わる楽しいお酒でした!
BacchusNY
それはそれとして、蔵元が潤うのは願うところですが、ラベルに転バイヤーに気を付けて、と書かざるを得ないこの状況が悲しいですね。蔵元に入るべきお金が、酒税法違反の人に入るのは間違っていると思います。