腐れ外道
避けてた訳では無いが、何故か縁遠かった。初対戦の気持ちで。
・ジャケ値‥6/10
いかにも外人が好きそうだ。SAKE界の発展の為にも、グローバル化は大事である。
・起‥17/20
甘旨ジューシーを予感させる麹臭。含みは中の上の酸。初速の舌触りは穏やかだが、直様に酸から派生する甘旨が伝播する。唯一無二ではないが、旨いと唸れる条件は具備。
・承‥17/20
酸はここまで持続。味わいは田酒に良く似てるが、田酒のドリル感が無い。薄く、広範囲に霧散する甘旨。分り易く言えば味がボヤける。
この時点で味の濃ゆいアテはよした方が良いと確信。
・転‥16/20
若干の渋みを帯びた味わいに変化するが、気にはならん。理由は昇華臭の盛り上がり。鼻に抜ける甘旨麹臭は秀逸。
・結‥17/20
〆がどっちつかずで残念。全然優秀な分類だが、旨味も香りも余韻が中途半端。香りに振れた方が良いかも。
変な香りも味も無いからまぁいっか。
・コスパ‥7/10
¥2,090で購入。味わい、香り共に一級。保証料込で割り高。
・後評‥後半の落ち着きをどう捉えるかで賛否分かれる。
アテは冷奴で十分。
●80点
腐れ外道
温度が上がっても変わらぬクリアな甘旨に+4点!
だが、この手の味わいは良く有る感が拭えない。唯一無二感があればまだ上を目ざせる。