toyo0111
二兎、名前が良い。ジャケットもシンプルで嫌いじゃない。
飲む前にラベルを撮影するので先に読んでしまうが、とにかくバランス重視の酒のようだ。それだけだと、つまらないような気もする。
大きめお猪口に入れて香りを確認、そこまで特徴的ではない。もちろん悪くはないが想像した良くない方が当たってしまうかと不安になる。
一口目を口に。
想像の平凡さはそこにはなく、米の旨さと甘さにガツンと衝撃を受ける。
味と香りのバランスと書いているが、この酒造の味の標準は一体どこなのだろうか、強烈に旨い酒ばかり醸して感覚がバグってるのではないか(褒め言葉)。私の感覚では、ここは圧倒的に味が勝つ。
甘と辛、ガツンとくる米の甘さが続く中、喉を通すと確かに辛さもいる。ここも恐らくニュートラル、±0から-2くらいと想像する(日本酒度は非公開)。
入りと後味、これはどう捉えたら良いのか定かではないが、入りのあのインパクトに対して、喉を通ったあと、鼻から一呼吸、二呼吸、ここにきて香りがピークに達する。しかもここに至るまで甘さと旨さが全く衰えていない。なるほどここでバランスするのかと感心してしまう。
字数が足りぬ