腐れ外道
奇しくも1年前と同じ作品を頂く。採点がどう変わるか。
・ジャケ値‥7/10
緑瓶+白地+金文字=有りそうでなかなか無い好バランス。まぁ、この書体ありきだが。
・起‥15/20
臭気はAlc感が立つくらい。含みの初速はあっさり感だが、すぐ様Alc由来の籠り感と、華やか麹感ムンムンの香りが発現する。
・承‥17/20
田酒のドリル感は残念ながら感じない。その代わりに浸透して来る味わいが段違いだ!
Alc感で辛味の印象付けを行ったかと思えば、甘さを抑えた旨味の波状攻撃。
ドリルではなく、出刃包丁の味わい。
・転‥16/20
割にスッと落ちる感。昇華臭&残る味わいはAlc主体だが、必要以上に灼ける感は無い。意外と酸が立って来る。
・結‥18/20
終始キレてる感の持続。ちょっと田酒っぽくない。反面、味わいの頂点は最終盤に訪れる。
この灼けと甘旨の絶妙なバランス、脱帽である。華やかではないが、綺麗な米の香り。
・コスパ‥6/10
¥2,295で購入。まだ旨い田酒は有る。
・後評‥やはり田酒はドリルありき。クリア感と、それだけではない旨味の塊を喰らわせるのはさすが。
●79点