Hori
目にも涼やかな陸奥八仙の夏吟醸をいただきました。見た目の涼しさは日本酒全体の中でもトップクラスではないでしょうか。
この爽やかな水色のボトル、不思議なことに口の部分は透明です。水色のガラスで作ったボトルではなく、透明のボトルを後からなんらかの方法で着色しているのでしょうか。
陸奥八仙はお土産でいただいた火入れの赤ラベル以来2本目です。
夏吟醸は味も香りも赤ラベルと同じくリンゴ系のニュアンスですが、赤ラベルほどの甘さはなく、ボトルのイメージ通りのスッキリとした清涼感のある味わいです。醸造アルコールの効果か、後口には辛みも感じる設計のようで、キレがあって暑い日にもピッタリです。さらに14度の低アルコールでクピクピと飲めてしまいます。
氷を落としたらよりシャープな飲み口になるかと思い試したところ、意外にも氷を入れた直後は甘さが強まる結果に。原理は分からないながらこれはこれで美味しかったのですが、冷えてくると次第に味の膨らみが失われてしまい、アルコール感だけが強まる結果に。個人的なベストは5〜10℃程度でしょうか。
陸奥八仙は夏どぶろっくも冷蔵庫に控えているので、開栓するのが楽しみです。