こるね
甘苦濃厚、いかにも無濾過生原酒。
インパクト抜群のラベル。
飲んでみるとラベルのインパクトに偽りなし。口に含んだ直後からパイナップルっぽい濃厚な甘さと苦さが広がり、余韻にも苦さを残しながらキレイに切れます。美味しい!
酵母は「ゆうこの想い」という岩手の酵母です。ゆうこさん、誰だか知らないけど、こんな人だったの?
実はこのお酒は、岩手の喜久盛酒造とのコラボ商品なんだそうです。コラボするにあたって、三芳菊の徳島県酵母と岩手の酵母を交換したんだとか。ちなみに喜久盛の方の商品名は「嫉み」(そねみ)。ふたつ合わせて嫉妬! こちらも気になります!
ジブリで例えると「千と千尋の神隠し」の銭婆。まあ悪役ですが、悪役の魅力あってこそ映画は面白くなります。銭婆のいない「千と千尋~」なんてありえないですよね。
それに銭婆、ただの悪役というわけではありません。油屋は新人でも成果によって特別ボーナスを出しますし、ちゃんと休憩も食事もあり、暴力的な客からは従業員を守る超ホワイト企業です。ただ、気に入ったものへの愛情が強すぎて執着しちゃってるんですよね。まさに「妬み」。
満足度:★★★★☆ .