能登 隆行
聖酒造の「酒母酒」は、酒造りの初期段階である「酒母」をそのまま搾った非常にユニークなお酒で、低アルコール(約5%)ながら爽やかな酸味と果実感が特徴です。
🍶 聖酒造「酒母酒」の特徴
• 製法の特異性
通常は仕込みの途中段階である「酒母」を使って本仕込みに進みますが、この酒は酒母そのものを搾って商品化。
• 味わい:白ワインのような梅酒のような、はたまた青リンゴやマスカットを思わせる爽やかな酸味。そのあとス〜ッとキレる粋なやつ。
• アルコール度数
約 5% と低めで、日本酒初心者や軽く楽しみたい人にも向いています。
• 原料米
群馬県産「ひとめぼれ」を使用、精米歩合は35%と非常に高精白。
• 酵母
M-310酵母を使用。
🥢 おすすめの楽しみ方
• 温度帯
5〜25℃で楽しめるが、特に冷やして飲むと爽快感が際立つ。
• 料理との相性:牛のたたき、刺身、焼き鳥、湯豆腐、秋刀魚の塩焼きなど和食全般。また、果物やスイーツとのペアリングも好相性。
• 酒器
ガラス製のラッパ型グラスやフルートグラスで香りとガス感を楽しむのがおすすめ。