ソガペール エ フィスイリヤ ソントン
Ryu
きもと
イリヤソントンは100年前という意味。
100年前からあった1号酵母と2号酵母を混ぜて作った。作り方は昔からあるきもと。
100年前を再現か。
しばらく置いといて常温になったらさらに甘みが増して上質な唯一無二なシルキーな味わいになった。
ワイン蔵らしく、酸味つよめ。するっと呑める中に甘みがほろっと。これを官能的とラベルは表してるのかな。
ラベル保護シートがついてるのも、丁寧な仕事だ。
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明けぬ夜は無し、上がらぬ雨は無し。
今から丁度100年前、人類はパンデミック(スペイン風邪)の中を乗り越え生き続けてきました。偶然にも100年前、日本酒製造技術も激動の時代真っ只中でありました。
様々な思いが交錯する「100年前」という名の酒。100年前には既に発見されていた1号酵母と2号酵母の混合発酵。もちろん(100年前の主流な仕込み法であった)生酛で仕込みます。男酒と女酒のナンセンスなアッサンブラージュはまさに官能的。現代を生きる我々はsake「IL Y A CENT ANS」から何を感じ、何を後生に残しうるのでしょうか。
(ラベル裏より)