ハヤカワ
兎の着ぐるみを着た2匹の狼が印象的なラベル『二狼』。コンセプトは「兎の皮をかぶった狼が兎のふりをしてお酒を造る」。通常の『二兎』では造っていない新しい発想の設計を行い、毎年異なったスタイルで醸造される秋の限定品。つまり、この味は一生に一度の今しか味わえません。
2024年の『二狼』のテーマは【低精白】。兵庫県産の愛山を80%精米で使用。愛山の良さを引き出しつつも、二兎らしい低精白に仕上げた純米酒です。
花梨や柑橘を思わせる穏やかで上品な香り。滑らかな香り立ちで、心地よい華やかさを感じます。
柔らかながら厚みのある口当たり。白桃を思わせるジューシーな甘みと、愛山ならではの軽快な酸味が綺麗な味わいの輪郭を形成します。濃さと軽やかさを見事に両立した二兎らしい味わい。飲み込んだ後には、ややビターな余韻が広がり飲みやすさも抜群。さまざまな食事、その中でも特にチーズとのペアリングが格別です。