flos_lingua_est
年に一回の恒例行事と化している仙禽雪だるまとの対峙。甘酸っぱいド ポップ テイストから、甘味無しの旨味ゴリ押しまで同一作品なのに幅のあるアレンジを見せてくれるゆきだるま。しかもその年の出荷タイミングによっても大きく味が変わったこともあるほどに一期一会な作品となっているゆきだるま(最近はあまりブレがない気がするけど)。
これは…ここ何年かの仙禽ゆきだるまらしいブレない仕上がり笑
香りは甘さと旨味を感じられる濁り酒らしい梨にも似た果実の素敵な香り。
含んでみると見た目に反して食中酒としてイケるドライさです。特に初日は発泡感もあってよけいにドライに感じられるから、この甘くジューシーな香りがむしろバランサーとして機能してくれています。もちろん甘さもあるんですけど(特にグラスに注いで時間が経つとそう感じます)、13%の度数とも相まってライトな印象になっています。
同じドライ系の濁り酒としては七本槍もありますが、あちらの香りは穀物感のある素朴なもので、そもそも本当に甘くないしアルコール度数は16%。けっこう印象は異なります