しょうたそ
朝晩が肌寒くなってきました。
そして味覚の秋。
ならば、ぼちぼちお燗で美味しいお酒をと久しぶりに訪れた酒屋で購入しました。
最初の一杯は冷酒でいただきます。
焦がしたカラメルのような甘さを想起させる香り。
きれいな琥珀色。
低精白純米原酒ならではの濃さにとろみある甘さ。
この独特の甘さは四段仕込み由来だとか。
でも甘ったるく感じないのは生もと造りによる酸味がバランスをとっているから。酸味自体は控えめで気にならないレベルですが。
お燗にすると、より濃さが増して旨みもはっきりと感じられます。一言で言えば濃醇甘口。
燗冷ましも絶品でした。自然米にこだわった文字通りの自然酒、翌日が休みならへべれけになるまで飲んでしまいそうな1本です。