腐れ外道
9月に入っても相変わらず暑い日が続きますね。ワタシの体質は暑いと俄然、甘旨系を欲します。
・ジャケ値‥4/10
一歩間違えばクラフトビールみたいな相貌。SAKEと暖色系は相性が悪い。
・起‥17/20
琥珀と言っても色相はクリア。臭気は基本甘旨だが、奥で蒸留酒感を覚える。含むと舌先への酸有りつつも、全体に円い甘旨が迸る。琥珀たる所以、イメージ通りの膨らみを感じる。
・承‥17/20
舌先に現れる芯の有る甘旨、舌の両端にはAlc刺激有るライトな甘旨、からの果実感。林檎的味わい。旨味の伝播とAlcの刺さりのコンボが◯。
・転‥17/20
周回遅れで追いついた酸が林檎感を際立たせる。併せて旨味の充実感(と言っても灼けと酸の刺激が有るからドライ感有り)に満ちる。結果、複雑な味わいで面白い。
・結‥18/20
昇華臭は切って半日後の林檎。「置いた」感が出て味わい深い。かと言って余韻は酸の印象が強い。
・コスパ‥7/10
¥1,980で購入。旨味レベル、舌触りも納得レベル。
・後評‥出会い頭の膨らみに全振りではなく、熟れた果実感の引き締めが◯。コンセプトが明確で好きだ。
●80点
腐れ外道
セクション毎では素晴らしいが、通しで戴くと甘味がちょいと強いか。10%下げるだけで良いんだ。