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新政陽乃鳥 2019 private lab 別誂中取り貴醸酒
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家飲み部
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2019年収穫米の特徴。長雨と低温そして台風。とどめに登熟期の高温にも悩まされた年でありバッドビンテージと言われている。しかしながら東北地方では西日本ほどの質的ダメージはなく昨年度以上に米は堅いが透明感に増し、貯蔵性も高くなるため、愛好家にとっては喜ばしい年かもしれない。本ロットの味わい。マンゴー、生姜、金木犀の上立香。貴醸酒の最北へ向かう蜜様の甘みが全編を支配する。寄り添う酸味はやや控えめだが、木樽の渋みとともに味わいを舌に残さない。3年程度の冷蔵貯蔵は望ましい変化を生むだろう。 トロピカル、ココナッツミルク、マンゴー、アイスの匂い。生姜ぽさは匂いも味もある。 凄い。口に含むと透明感から始まり甘くてさらっとしたマンゴーの様なトロピカルシロップ、木の風味、生姜、変化を感じるアクセントのような酸味と微発泡。甘みが強いと思うより前にやわらかな渋みがきてコク旨味も感じ消えていくよう。甘みがひょっこりでるが消える。 濃厚シロップから甘みある水までの味の流れがスムーズで繋がりが感じられ楽しめる。食事に合わなそうだけど一緒に飲むと華やかにしてくれて良い 2日目。味が消える感じは無くなり後味オレンジ