Hori
3月3日雛祭りの日に発売された日高見の春酒。日高見はこれが初めての一本。
桜の舞う春らしいラベルの裏には「魚でやるなら日高見だっちゃ」の文言と共に「春の江戸前鮨 お勧め八貫」のイラストが描かれています。
ひとくち飲んだ感想は「思ったより甘い」でした。新潟生まれ(日本酒との出会いが新潟)の私は寿司に合うと聞くと辛口を想像してしまうので、甘さがあるのが意外に感じました。
生酒らしいフレッシュさがあり甘くて旨みたっぷりながらも、トレンドのフルーティでジューシーという方向性ではなく、しっかりとキレてくれるので後味はすっきり。単品でも十分に美味しいですが、このすっきり感は間違いなく食中にも向く味わいです。
合わせたのは江戸前鮨ではなく雛祭りのちらし寿司でしたが、一緒にいただいて納得。
お酒の甘さが寿司めしの甘味とドンピシャに合っていました。玉子焼きや煮穴子の甘味ともぴったり。それでいてしっかりキレてくれるので、マグロや鯛などのお刺身とも相性良し。刻みのりの風味さえ引き立ててくれているように感じました。
さすが、寿司との相性抜群と聞く日高見のお酒。辛口の定番酒もぜひ味わってみたいです。