susan
冷酒
キリンレモンのような爽やかさ
飲む。無糖のレモン炭酸。オンザロックで飲めば、ハイボールと勘違いする人もいるのでは?次第にとろみ、甘み、米の旨味が出て、やはり日本酒を飲んでいるのだと再認識する。飲み込むと、夏酒にしてはどっしりと収束
40℃
ツンとするような灯油香。不思議と嫌悪感はない
飲む。無糖のレモン炭酸を加熱しただけの、まさにそれ。ゆるくも、ビシッと銀髪のいぶし銀。口内でころがし、飲み込む頃にはふくよかな米の風味が口いっぱいに立つ
50℃
ミルキーはママの味を、ひと粒溶かしたような
飲む。微かに香ばしい。ミルキーなコク。風味は膨らみつつも、まとまりもある。飲み込むと、湧き出る苦味が締める
60℃
無糖のレモン炭酸が爆発!ミルキーは完全に消えた
飲む。ゆるやかにまとまる各要素。風味は広がらず、一つにまとまろうとしている。カラーイメージは銀。これは全温度帯で共通している。飲み込むと、舌に張り付くような米のコク!
一癖ある夏純吟。酒蔵によって「夏」の捉え方は異なるが、レモン炭酸系で表現したこの酒蔵の考えが、私は好きだ
来年リピートするなら、7月の終わりにしたいと思った